防災対応も「3密」回避

国土交通省中部地方整備局は24日、台風による堤防決壊を想定した防災訓練を三重県などと実施した。新型コロナウイルス対策で「3密」を避けるため、連絡役の職員を自治体に派遣できない状況を仮定しオンラインで情報共有した。

防災対応も「3密」回避、国交省 三重などとオンライン情報で訓練

引用元:共同通信 https://this.kiji.is/637184520417969249

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防災対策での3密

新型コロナウイルスが蔓延する渦中での災害が起きると、避難所がクラスターになりうる可能性があり、関連記事を以前作成しました。

最近になり、3密回避を意識した避難所マニュアルなどの話題が出てきたこともあり、災害と新型コロナウイルスの被害が複合的に発生するリスクも低くなりつつあります。

今回の国土交通省中部地方整備局、三重県等の防災訓練も3密回避を意識したものであり、避難方針としては他自治体までへの避難を想定するもの。つまり、とにかくに遠くに避難(=広域避難)するというものでした。

広域避難

今回は三重県桑名市の揖斐川で堤防が決壊する想定でしたが、広域避難をすることポイントは大きく2つあると思います。

・堤防決壊による想定外の被害拡大に巻き込まれないようにする
・避難先を分散し、避難所などで3密を作らないようにする
 

想定外の被害拡大に巻き込まれない

2011年の東日本大震災では想定されていた被害エリアを超えての被害拡大となりましたが、避難をし続けることで助かったケースがあります。

そのケースでは、元々の避難先が決まっていたにも拘わらず、より遠くの場所まで避難し続けたことにより津波の被害を免れることができました。

今回の防災訓練でも堤防決壊の被害が想定を超える可能性を考え、他自治体まで避難する広域避難を狙ったものであり、またそれが円滑に行えるようにするための訓練でもありました。

避難所での3密

特定の地域に住む人の避難先が限られている場合、当然そこに人が多く集まることになるので、3密状態につながりやすくなります。

しかし、避難先を特定の場所に絞らず、他の自治体も含めた広いエリアでの避難を目指すことで避難できる場所が増やし3密を避けることが可能です。

避難先での新型コロナウイルス感染懸念

災害が発生したときに気を付けなければならい場所があります。それはトイレです。

大規模災害が発生した場合、電気や水などのインフラが止まる可能性があります。そうなると喚起などができなくなるため、トイレなど狭く閉ざされた空間に新型コロナウイルスが滞留しており、そこから感染につながる可能性があります。

もちろん避難所に元々あるトイレもですが、仮設トイレなどは密閉度も高く、電気が復旧したとしても喚起設備がないものが多く感染拡大につながる懸念がありますので、十分に注意して使用しましょう。

最後に

災害対策を考える上で、新型コロナウイルスという新たなリスクも合わせて対策をする必要があります。

災害からの命を守るには、事前の知識や備えが重要ですので、お住まいの地域の市区町村が公開しているハザードマップや防災グッズを見直すことを強くオススメします。

オススメ商品(アルコール含有ハンドジェル)

災害時の水は大変貴重で、手洗いのための水を確保するのも難しいことが多いため、消毒のためのアルコール含むハンドジェルなどを備えておくことも重要です。

今は新型コロナウイルスの影響もあり品薄状態が続いているようなので、必要最小限くらいは万一のために用意しておいた方が良いかもしれません。

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